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精神疾患とホームレスの間に立たされる私たちの現実


平成26年1月調査による全国のホームレスの数は7508名


2014年1月の全国のホームレス数
(クリックで拡大)


厚生労働省が4/25にホームレスの実態をまとめました。

毎年の調査は1月に行っており、調査方法は自治体による「目視」です。

これによると、平成26年1月での全国のホームレスの数は7508人。ここ数年は毎年減少しています。

なんで自分がホームレスのことが気になっているかというと、こういうデータがあるからです。

東京都の一地区におけるホームレス者精神疾患湯病率調査
(クリックで拡大)


これは、2012年に開催された日本精神神経学会学資術総会の資料からのもので、

東京都の一地区(駅周辺1km圏内)にいたホームレスに聞き取り調査を行い、精神科医が診断した数です。

表にある2009年データは解析中で正確な値ではないそうなので、2008年のデータを参照すると、

精神障害と診断されたのが1割強、

うつ病と診断されたのが4割、

アルコール依存症と診断されたのが1割強という結果でした。

資料では、このように意見しています。

「日本の障がい者はホームレス状態 となり得るのか」という問いに対しての答えを議 論する.我々の意見は,「すべての障がい者がホー ムレス化するとは言えない.しかし,障がいを持 つ人がいくつかの条件を有するとホームレス化し やすい.加えて,障がいを持つ人ほど一端ホーム レス状態になった場合,路上生活から脱するため には,より丁寧なサポートが必要となる」




障害を持つ人の内、何らかのサポートが受けられなかった人はホームレス化しやすい


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ホームレスの平均年齢は50歳代。男性の単身者が多い。建設業などの就労経験を持ち、中学卒以下の学歴者がほとんどである。

これが日本の大多数のホームレス像だそうです。

また、障害を持つ人がホームレス化した場合は、ホームレスから脱することが難しい状況があるそうです。

虐待やいじめを受けた例。
学校の成績が悪い、常識とされる社会マナーを守ることが出来ないという点で「教育」という名の暴力が行われた。就職後も「なんで出来ないのか」と上司に何度も説教を受け、暴力を振るわれた。

肉体労働から知識労働への変化によって就労できなくなった。
建設現場の機械化などで人出がかからなくなり、またフォークリフトなどの免許が必要な作業についていけなくなった。事務系の仕事でコミュニケーションが必要となったり、パソコンを扱う能力を求められるようになった。こうした変化に対応できなくなった。

両親や親戚との縁が薄かった
家族知人などのサポートが切れた途端にホームレス化する。生活保護は自ら申請する必要があるが、手続きを自分で行うことが難しい。

精神疾患などの発症により、家に帰れなくなってホームレス化した
アルコール依存症、うつ病、統合失調症、認知症などの発症により、保護者が居ない単身者などが路上生活となった。



就労や生活保護によるホームレスからの脱出も困難が待ち受ける


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就労に必要なものを挙げると①仕事に応じた能力やスキル、②就労意欲、③年齢(若いほど良い)、④住所、⑤保証人、⑥身分証明書、⑦連絡先(携帯電話)があります。

ホームレスはこれらのほとんどを持っていないため、就労の窓口までの“高い壁”があります。

同時に、ホームレスの人たち自身にも問題があります。
ひとたび路上生活となり、社会から自由となった為に「自分らしく生きている」「自由なままでいたい」という思いを持っており、就労したいという動機も「自由使えるお金が欲しい」という類です。
年金を受給しながら路上生活を行っている人もおり、ホームレスのほうが自分らしく生きられると考えている人もいるそうです。

生活保護を受けるためには、福祉事務所の窓口まで相談に行かなくてはなりません。

路上生活から脱したとしても、寮での集団生活を強いられることが多く、相部屋で何ヶ月も入ることを指示され続けます。人間関係が上手に構築できない場合、逃げ出してしまい、もとの路上生活に戻ってしまいます。



ホームレスは、精神疾患の人にとって“目の前にある現実”


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障害者と就労の問題、生活保護とホームレスの問題。

引き続き追いかけて行きたいと思います。


5月10日の振り返り


  • 午前に行ったこと
    掃除のあと、内科に。

  • 午後に行ったこと
    お散歩。

  • 気付いたこと、思ったこと



  • 今後の課題
    日曜日はゆっくりと過ごしたい。でもね。
    連休の過ごし方に慣れてしまってるから、どうもうまくスケジューリングできない。


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うつぶたさん

Author:うつぶたさん
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20代をプログラマとシステムエンジニアでキャリアを重ね、30代前半に数十名のメンバーを抱える管理職と人材営業も兼務するまでに成長。
やりたいエンジニアとしての仕事と、やるべき管理職としての仕事、やりたくない営業の仕事、毎日発生するトラブルに悩まされ、なんとか3年頑張ればコツを掴んでうまく回せると思ってやっていました。最初は間食が増え、営業外出中の寄り道が長くなり、メールひとつ書くのに数時間かかるようになり仕事は溜まっていく一方。遅れを徹夜や休日出勤で取り戻そうと頑張っていました。オフィスが怖くなり、携帯電話の電源はOFF。通勤電車から降りられずに始発駅と終着駅の間を何時間も行ったり来たりしていました。無力で生きる価値がないという思いに支配され、ホームから飛び降りればこの苦しみから開放されて楽になるとまで考えました。
死を願う自分自身を抑えるために、すがりつく思いで診療内科に電話。診断の結果は「うつ状態」。即座に休職を指示されました。
自宅で休養後、病院の復職プログラムを受け少しずつ回復。これからいよいよ復職…という流れで今に至ります。
いまでもうつの再発の不安を抱えています。
気づいたことは、自分自身の性格がうつを起こしやすい性格であったことと同時に、「自分自身を受け入れて生きる」ことの大切さです。
自分がここにたどり着くまでに得た「気付き」と「学び」を忘れないようにすることが第一の目的。
第二の目的として、そんな自分がささやかに得たものを皆様に発信することで何かの役にできるのなら、と考えています。
よろしくお願いします。

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